コハウジング2

イギリスのコハウジング事情②

投稿日: カテゴリー シングルマザー ワーキングマザー

こんにちは。イギリス在住コラムニストの宮本燈です。

 

【ロンドンのコハウジング】

イギリスのコハウジング事情①

 

1年前にディベロッパーにより改築された世界最大の共同生活空間であるThe Collective Old Oakがあります。The Collective Old Oakは、ロンドンのような大都市で生活する若者(20~30代)を中心とした共同生活スペースです。ともに生活し、仕事をし、遊ぶための新しい住居スタイルです。

 

The Collective Old Oakは、500人以上の人が共同生活を営むコレクティブハウスです。住むだけではなく、遊ぶ、働くというような部分も共有するのが特徴です。メンバーは、自分専用のスタジオアパートメントを借りるだけでなく、数多くの共有スペースで憩いの時間をもったり、毎日のコミュニティイベントが行われているので、仲間づくりもできます。通常のコミュニティハウジングよりもさらにコミュニティースペースを充実させているのが特徴です。

 

ロンドンは、東京に匹敵する孤立社会です。特に若者にとっては、近所で仲間を探したり、同じ趣味をもつ友達が作りにくい社会です。ヨーロッパでも特にロンドンの都市化は年々進んでいます。The Collective Old Oakが提供する共生型住宅は、ハイパーコネクション型のデジタル時代において、現代生活の断絶された部分を補う、住居型コミュニティです。そのため、現代人の孤立や都市化に最もマッチした形態です。

 

そしてThe Collective Old Oakの良いところは新しい仲間との出会いです。The Collective Old Oakが提供する共同生活の場は、共同スペースでの毎日コミュニティを通じて、新しいグループや活動を見つけることができます。都会の生活で大人になってから友達を作ることがどれほど難しいかは多くの方が感じることです。このような出会いの場を提供するのがThe Collective Old Oakです。

The Collective Old Oakに住んでいるのは、起業家、IT関係、学生、芸術家、パフォーマー、デザイナー、開発者、など多岐にわたります。このような立場の全く違う人同士がともに生活するなかで、ビジネスの新たな可能性も期待されています。東京でもコハウジングはありますが、500人規模の大型スペースはあまりみあたりません。日本はどちらかといえば、少人数型ところが多いですが、こういった大規模なコハウジングも今後期待されます。

 

-続く-

Writer:

大学院修了後(お茶の水女子大学博士前期課程)、イギリスカレッジのディプロマプログラムを経て、翻訳・通訳者として国際協力団体、環境団体で計6年間オンサイト通訳・翻訳者として勤務。かたわらフリーランスの翻訳業を10年程度経験。イギリス大学院研究プロジェクトへも4年間参加。現在は、フリーの健康・美容ライターとしてwebマガジンや情報コンテンツのコラム連載中。

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