【コラム】なんちゃってロハス生活始めました!vol.4

投稿日: カテゴリー ワーキングマザー

「こんにちは、暑いですね~。」

いつも顔を合わせる度にお話する大家さんの親戚のおじいさん。

「元気でいいね~!」と子供達をいつも可愛がってくれます。

 

「おはよう。今から保育園?」

そう声をかけてくれるのは、下の階に住むご夫婦。

ワンちゃんを飼っていて、そのワンちゃんと遊ぶのが子供達は大好きです。

 

「いつも元気ね~気をつけて行ってらっしゃい!美味しいトマト出来たわよ!」

そう声をかけてくれるのは、毎朝畑をいじる大家さん。

 

我が家の隣は大きな畑。

目の前に流れるのは綺麗な川。

その奥には広がる田んぼ。

そして、その奥には丘、山、青い空。

おまけにはちょこっと見える富士山。

そんな環境に引っ越してきてから早いものでもう半年が過ぎました。

隣の大家さんの畑では夏野菜が実り、無人販売の野菜売り場ではスーパーで並ぶような色鮮やかで形が揃ったものではないけれど、食べると人工的に調整されていない甘くて美味しい旬の味を楽しめます。

大きなトマトが5つ入って150円なのだから、スーパーの特価品よりも安く新鮮で美味しい。他にも、きゅうりやじゃがいも、ナス、たまねぎなどが並んでいます。

地域の方々との信頼関係で成り立つこういった無人販売にも愛情と温もりを感じるわけです。

「トマト買ってきてね」というと、5歳の長男がもうすぐ2歳の弟にサンダルを履かせ、手を引いて、虫を観察しながら玄関から100mもない先にある野菜売り場へ、小銭入れを握りしめて買いに行ってくれます。

窓から見ていると、大きな声で(少し近所迷惑だけど)

「ママ!おナスもあるよ!いる?」と聞いてきます。

「いくら?」と聞けば、「100円!」と大きな声で切り返し、

「何本入ってるの?」と聞けば、「5本!」と答え、「全部でいくら?」と聞くと、「わかんなーい!」と答える。

「じゃあ100円2枚と10円5枚入れといて!」と言えば、兄弟で一生懸命数を数え、貯金箱のようなところにお金を入れ、野菜を手に持ち、戻ってくる。

「おかえり。ママとっても助かっちゃった!ありがとう!」というと、次男もまだあやふやな日本語で「にゃしゅ(ナス)」と言って手渡してくれる。

「お兄ちゃんになったね。」と長男を褒めれば、「あのね、ママ、大きな虫がいた!」と短い道のりでの出来事を報告してくれる。

畑一つで、ありがたいことに数を学ばせ、生き物を知り、食育に触れ、男の子の心と自立を与え、冒険心をくすぐる。

都内のママからのアドバイスを聞くと、子供達を幼児教室に通わせていたり、週末には習い事をさせたりと日々忙しくしているようだが、我が家はそのどれ一つもまだやらせてません。

本人が求めてこないということも一つの理由ではあるけれど、嫌でも小学校に入れば部活が始まったり、友達付き合いが始まったりして、家族と過ごせる時間はどうしても減ってしまいますよね。

これは大人になって気づいたことですが、勉強も大事で、もちろん環境も大事で、子育てにおいて無駄なことなど何一つないとは思っていますが、何においても人間力を育ててあげることが親として一番大切であると感じます。

人間力と一言で言っても、幅が広く感じてその人間力を育てるために習い事を色々させるんだという意見もあるだろうと思いますが、私が個人的に感じているのはその順番です。

長いこと公立の学校で図工の先生をやられてきたという方がこんなことをおっしゃってました。

今の子供たちは絵が描けないと。

何かを見て模写することは出来ても、自由に描きなさいというと描けない子が多いそうなんです。

それは与えられることになれていて、想像する力が乏しくなっているのが理由ではないとその方は話しておられました。

可能性や希望を親である私達大人が見せてあげること、それが自信につながり、探求心へと変わり、人間力を育てると私は考えます。

そういう意味でもこのなんちゃってロハス生活は都会では通り過ぎるだけであろう小さな発見があり、ご近所さんの暖かい目もあり、ありがたくも子供達の成長を見守ってくれているように感じられるわけです。

次回は、鴨親子から学ぶ母親の強さです⇨⇨⇨

Writer:

1982年生まれ。世田谷区在住。帰国子女。2児の男の子のワーキングマザー。
先月より(2016年9月)、息子たちとの時間や家族時間を増やしたく、OLを思い切って脱出し事業を始めました。4歳の息子を経営に加え、初の家族経営型 website ”Charlie House" http://charliehouse.jp/では、家族で良いと思うコ ト、ヒト、モノや日常をご紹介させていただくことで子育て世代へにヒントをお届け出来ればと思っております。私たちが目指すのは家族の笑顔が増えることです。独自の子育て論と型にハマらない新しいママの働き方を掲げながら、自然派のワークショップも開催しておりますのでチェックしてみてください。

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