【コラム】鴨親子からまなぶ母親の強さ vol.5

投稿日: カテゴリー ワーキングマザー

 

先週末、関東を襲ったすごい雷雨。

異常ともいえるほどの気象の変化と連続の雨に、多くの方々が体調を崩されていらっしゃるのではないかと思います。

目の前が田んぼで、奥は丘と山の田園風景が広がる我が家では、リビングの窓から漫画のようにきれいに映る雷を見ていてヒヤヒヤしました。しばらくすると目の前の川も増水し、田んぼの稲もくったくたになり、丘の向こうの隣の市では停電になってしまいました。

こりゃえらいこっちゃと旦那が窓のシャッターを閉め、災害時用のろうそくや懐中電灯などを準備している中、私が気にしていたのは川に住む鴨親子。

息子たちと一緒に、毎朝の日課ともなっている鴨親子の観察。

数か月前まではひよこサイズだった子鴨も今では成長して親鴨と変わらないサイズに。

家の前に住む鴨家族は、Aさん、Bさん、Cさんといるのですが(分かりやすく我が家ではそう呼んでいます)Aさんは1羽の子鴨を育てる家族、Bさんは3羽の子鴨を育てる家族、そしてCさんはなんと12羽の子鴨を育てる家族。

一番近くに家があり、ほぼ毎日見かけるのはAさん家族ですが、Cさん家族を見た時の衝撃と感動ときたらなんて言っていいのやら。

そして、その感動の後、すぐに私は反省しました。2人育てているくらいで何のそのだと。

あまり自分では言わないようにしていますが、子育てしているママさんの口癖の中に、この言葉があります。

「(子育て)大変だよね。」

果たして現代の、まして日本に住みながら子育てする私達親世代は大変なのか?という疑問。

ニュースをつければ違う国では戦争が起こり、安心して生活できない中子育てをする家庭もある中、私達は大変なのか?と。

なんでも基準というのはそれぞれ違うものですが、少なくとも私は欲しいと思っていた我が子がいて、それも幸い健康で、元気にすくすくと育っており、こちらの体力や気分の問題はあれど、大変と感じるどころか、なんて幸せなんだと思うことの方が多いです。

それでも、仕事帰りに雨の中、荷物も持って傘をさし、一人を背中に背負い、一人の手を取り、歩いて帰ったりしている時には、パソコンのせいか目もかすみ、心が折れて、もう勘弁してくれと思うことはあるけれど、それでも、やはり大変ではなく、むしろ恵まれているということにすぐに気づかされます。

そして、こうやって12羽の子鴨を育てる母鴨を見たりすると、その気持ちは余計に大きくなり、私なんてたった2人育てているだけなのに弱音を吐いてごめんなさいという気持ちになるわけです。

そしてその母鴨の様子から学ぶことがあります。

12羽もいると1羽1羽みようとすればそれこそ大変そうですが、母鴨は、1羽1羽を見たりはしない。子鴨たちに危険が及ばないかと周りに注意をはらってはいるものの、子鴨たちは子鴨たちで群れて好きに行動してるんですよね。子鴨たちの社会がそこに出来上がっていてそれを尊重しているかのように見える。

過剰に手は貸さず、見守っているんです。

そして母鴨の立ち姿にも感動。

凛としている。

それはもう凛としています。

自信と信頼、愛すら感じます。

 

自然界というものは良くも悪くも弱肉強食の世界。生きる力を与えないことには生き残っていけないんですよね。

雷雨の影響で鴨家族を心配していたわけですが、翌朝には雨もやみ、何事もなかったように川で泳ぐAさん一家とそのまた違う鴨家族に出会えました。

たくましい。

この一言につきる母鴨とその家族。

子育てのヒントをくれたことに感謝です。ありがとう。

次回は、夏休みの思い出です⇒⇒⇒

Writer:

1982年生まれ。世田谷区在住。帰国子女。2児の男の子のワーキングマザー。
先月より(2016年9月)、息子たちとの時間や家族時間を増やしたく、OLを思い切って脱出し事業を始めました。4歳の息子を経営に加え、初の家族経営型 website ”Charlie House" http://charliehouse.jp/では、家族で良いと思うコ ト、ヒト、モノや日常をご紹介させていただくことで子育て世代へにヒントをお届け出来ればと思っております。私たちが目指すのは家族の笑顔が増えることです。独自の子育て論と型にハマらない新しいママの働き方を掲げながら、自然派のワークショップも開催しておりますのでチェックしてみてください。

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