【エッセイ】ワーキングマザー vol.13

投稿日: カテゴリー ワーキングマザー

 

「ねえ、8月末って予定入ってる?」

「土日?」

「そう。旅行行ってきてもいい?いつもの仲良しメンバーと。」

「おーゆっくりしておいでよ。」

「ありがとう。」

うちの旦那は気は利かないが優しい。

そして、私達夫婦はお互いに干渉し合わない。

 

2人目を産んでから、色んなことを振り切った私がいるのも理由の一つだが、2人目を産んでから旦那は旦那で育児のコツを掴み、妻の扱いにも慣れたこととも重なり、私達は家族になった。

今の旦那との関係性はとても楽で正直居心地が良い。

ときめきや情熱なんていうものはないけれど、お互いに一緒にて楽な相手であることは間違いない。

 

結婚して1年目や出産して1年目は別れたくて仕方がなかった。

今思えば、流行と一緒で一定の時期にそんな気分だっただけのようにも思うが、なぜあんなに旦那のことが嫌で、別れることしか思いつかなかったのか不思議だ。

かと言って、今、別れたくないわけでもなく、相手が別れたいと言えば別れたっていいくらいの余裕もある。

興味がないわけではなく、自立しているからこその余裕だと感じている。

 

友人でも旦那と別れたいという子は多い。

そんな時、私は決まってこう言うようにしている。

「一人で旅行にでも行っておいでよ。」

「子供達置いてけないでしょ。」

「なんで?旦那に預ければいいじゃん。」

「うちの旦那が見てくれるわけないじゃん。」

そうだろうか。

旦那がどうこうよりも、自分が旦那にお願いしたくないだけの話じゃないんだろうか。

子育てというのはある種、思い切りが必要な時がある。

思い切りが足らないと過保護にもなってしまうし、自分で抱えすぎてしまう結果となりかねない。

 

女性には3つの顔がある。

母として、妻として、女として。

どれが欠けてもダメで、どれが多すぎてもダメ。

バランスを保とうとしてもダメ。

大事なのは、自分を解放すること。

 

というわけで、私は一人で九州旅行に出ることにした。

 

別にあいつに会うためじゃない。

潤いを取り戻すために、少し休憩するためだけの旅行。

だけど何故だか、旅支度をする自分に久しぶりにワクワクした。

新しい服も買おう。

夏なんだから足も出してみようか。

Writer:

1982年生まれ。世田谷区在住。帰国子女。2児の男の子のワーキングマザー。
先月より(2016年9月)、息子たちとの時間や家族時間を増やしたく、OLを思い切って脱出し事業を始めました。4歳の息子を経営に加え、初の家族経営型 website ”Charlie House" http://charliehouse.jp/では、家族で良いと思うコ ト、ヒト、モノや日常をご紹介させていただくことで子育て世代へにヒントをお届け出来ればと思っております。私たちが目指すのは家族の笑顔が増えることです。独自の子育て論と型にハマらない新しいママの働き方を掲げながら、自然派のワークショップも開催しておりますのでチェックしてみてください。

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