IMG_4325

【ママになったら ①】戻らなくちゃダメですか?

投稿日: カテゴリー マタニティ ワーキングマザー

 

妊娠・出産は奇跡。

ドラマじゃなくても、常に期待と不安が入り交じり、たくさんの変化が起こる妊娠・出産は、誰にとってもドラマティックで、それはまさに人生のビッグイベント。大きな節目といえるでしょう。

 

妊娠すると、心にも、身体にも、ライフスタイルにも、大きな変化が訪れます。

これまでとは違う、今まで通りにはいかない、という戸惑いの中、わが子が無事に生まれてきてくれることを一番に願いながら、産後の自分自身や生活に思いを馳せ、不安の種を増やしてしまうこともあると思います。

私自身も、妊娠中には様々な本やウェブサイト、身近な経験者から情報を集め、今からできることをしようと考えていました。

産後、できるだけ早く妊娠前の自分に戻るためにできることを。

 

出産したら、体重はどれくらいで元に戻せるかな、いつ頃から仕事を始められるかな、生活リズムはどうなるかな。

いろいろなことやものを妊娠前の自分を軸に見つめては、どうしたら、いつになったら戻れるのかを考えていたのです。

 

でも、実際に出産して、様々な変化を実感しながら3ヶ月が経ち、育児にも少し余裕が出てきた今、どうしてあの頃の私は、あんなに「戻る」ことにとらわれていたのかと不思議に思っています。

 

妊娠・出産というとても大きな経験をして、それによる変化は一時的なものではなく、視野や価値観、一番大切なものさえガラリと変えてしまうほどなのだから、子どもを持つ前と後の自分とでは、何もかもが違っていて当然なのに。

 

私には、結婚後もなかなか妊娠・出産に前向きになれない時期がありました。

きっとその理由のいくらかは、この「戻らなければいけない」という固定観念によるものだったのではないかと思います。

 

時間の過ごし方、お金の費やし方、働き方、人生の楽しみ方、自分の在り方。

ひとつひとつの選択が以前とは違ってきて、どんどん新しいワークスタイル、新しいライフスタイル、新しい自分をつくっていく。

それで良くて、それがとても自然なんだと、今はそう感じています。

 

産後は特に、打ち込んできた仕事など、自分が大切にしてきたことやものほど、産前との違いを色濃く感じて、ストレスになってしまうこともあるかもしれません。

でも焦らず、変化を柔軟に受け止め、新しいスタイルを模索していけば、きっと今の自分にベストなかたちで、再びその大切にしてきたもので満たされる日がくるはず。

 

新しい命という奇跡と可能性のかたまりのすぐ側に居るからこそ、今を大切にすること、未来を信じることが、以前より上手にできるようになったのではないでしょうか。

 

過去に培ったものは財産だけれど、過去に執着してしまうと、誰より自分自身を不自由にしてしまいます。

上手に執着を手放して、過去の自分に戻るのではなく、今ここから、これからの自分にしっくりくるワークスタイルやライフスタイルを築いていきたいですね。

 

そのために、女性自身が変化に順応できるマインドやスキルをもつだけでなく、もっともっと働き方や子育て、生き方の選択肢が増えてほしいし、ライフイベントによる様々な生き方の変化に寛容な社会であってほしいと願います。

 

large-3

 

新しい自分とはいえ、産後は環境や生活が急変するのに対し、自分自身はすぐには変われないもの。

小さな一歩でも、立ち止まっても、戻らず前に進もうと決めた時から歩き始めることが大切。

そう心に決めて、まずは体重も妊娠前に戻るより、もっとスタイルアップできるように頑張りたいものです。

 

Writer:

「人、もの、コト」の魅力を探り、伝えることを目的として、マーケティング会社に勤務する傍ら、フリーライターとして様々なメディアで執筆活動を行う。
長年に渡る販売業の経験で培った、人の心を動かす視覚的・感情的アプローチや切り口の提案を得意とし、PR記事や訴求力のあるコラムの執筆を中心に、イメージ写真撮影、ツール作成、イベント運営サポートなど様々な活動を行っている。

Related posts